昨年物議となった茨城県立高校入試。
ほぼ記号という茨城では前例のない形式に結果はどうなったのか気になるところでした。
以前にも取り上げていたことなのですが、定期試験も終わり中3は高校見学にも
興味があるこの時期に今一度取り上げておこうと思います。
Hは平成
Rは令和
| H31 | R2 | R3 | R4 |
国語 | 58.66 | 59.23 | 63.65 | 78.05 |
社会 | 55.25 | 57.35 | 56.19 | 61.48 |
数学 | 49.33 | 52.44 | 39.7 | 46.55 |
理科 | 51.67 | 58.94 | 54.68 | 49.86 |
英語 | 53.12 | 56.2 | 53.38 | 50.26 |
合計 | 268.03 | 284.16 | 267.6 | 286.2 |
■国語・・・ほぼ80点という高得点でした。
それでなくても茨城は「国語の平均高め」という認識があったのでさらに上がったことになりました。
記号ですから、書けば当たってしまう場合もあるわけですから、平均が上がるのは仕方ないことではないかとも思います。
■社会・・・これもまたここ数年で一番高い平均に。
記述が数問。しかもカタカナ表記。漢字の丸付けが採点ミスになるという認識だったのでしょうか?
それにしても高めでした。
■数学・・・計算復活。
やはり計算問題は出題したほうがいいと思います。計算ができない状況での高校進学はかなりきついです。
基礎基本をしっかり身につけるのは、勉強の基本だと思います。
理科・・・平均は半分以下の結果に。
これは意外な結果でした。マークシートとまではいかないまでも、選択問題が若干難しい選択肢に
なっているように感じた生徒も多くいたようです。
■英語・・・今までに見た事の無い問題がありました。
並べ替えの問題は、みんさん驚いたようです。作文がないのも同様です。
問題の変更が多すぎて、受験生にとっては当日大変驚かれたようです。
塾生も、受験日当日にメールをくれましたが、みなさん同じ印象でした。
ただ、どんな問題でもしっかりと基礎を固めることが点数になることは変わらないと思います。
応用は、基礎の先にあるものですからね。
7月は、思い切り先に進めておきます。
何より夏の復習のために。頑張りましょう!!